早漏とは
早漏とは、早発射精ともいい、性行為中に早い段階で男性がイッてしまうことを言います。
早い段階というのがどれくらいの時間かというのは諸説あり、30秒以内という人もいれば1分~3分、女性がイク前に男性が射精してしまうこと。なんて言う人も。
文献によってはピストンの回数で書いてあるケースもあり、早漏の基準というのは医学的にもはっきりはしておらず、かなりあいまいなようです。
なので一般的な早漏の概念というのは自分で射精がコントロールできない状態。という感じでしょうか。
早漏の原因
早漏には様々な原因があり、症状も人によって様々です。
また、改善方法や治療法もケースによって違います。
ここでは、一般的な早漏の原因を見ていきましょう。
- 過敏性早漏
- 包茎性早漏
- 心因性早漏
- 衰弱性早漏
- オナニーのしすぎ
過敏性早漏
過敏性早漏は陰茎部分が敏感すぎて、ちょっとした刺激で射精してしまう早漏です。
経験の少ない10代や20代の若年層に多いタイプです。
包茎性早漏
包茎(仮性包茎も含む)だったりすることも、原因の一つです。普段、亀頭が皮に包まれているため、行為時の刺激が強すぎてしまうんですね。
日本の成人男性は60%~70%が仮性包茎と言われており、さらに日本人男性の半数以上が早漏というデータもありますので、早漏と包茎の因果関係は強そうです。
心因性早漏
脳が性的に興奮しすぎてしまったり、精神的な緊張で発生する早漏です。
他にも、性行為に対する不安や劣等感などで、緊張しすぎてしまった場合にも早漏になりがちです。射精という行為は体が緊張したときに起きる反応なので、最初から体がこわばっていると射精しやすくなってしまいます。
また、一度早漏を経験してしまうと、脳が性行為が始まるとすぐに射精の命令を出してしまうケースも。
近年、早漏について様々な調査や研究が行われ、早漏の最も多い原因はこの心因性早漏と言われています。
衰弱性早漏
主に加齢などによる肉体的な衰えから来る早漏です。
年齢から来る筋肉の衰えが原因で射精をコントロールする筋肉が弱まってしまうため、射精を止めることができないということが起こります。
オナニーのしすぎ
オナニー自体が悪いわけではありませんが、早くイクことばかりを考えてオナニーをしていると早漏の原因になります。
短時間でイクことを繰り返していると、それを脳が記憶して癖になってしまうんですね。
時間をかけてオナニーをしていれば問題はありませんので、オナニーは時間をかけてするようにしましょう。
早漏の治療
医学的な視点での早漏治療のスタンダードは、ダポキセチンという成分を含んだプリリジーというお薬を服用することです。
ジョンソン・アンド・ジョンソンの製薬部門であるヤンセン製薬が2009年に開発したこのお薬は、世界初の早漏治療薬として知られ60カ国以上で認可されています。
プリリジーは、6081人を被験者とした大規模な臨床実験で、IELT(膣内挿入後から休まずピストンを続けた場合の射精までの時間)が3倍以上になったと報告されています。
また、ダポキセチンの効果は容量依存で、30mgよりも60mgの方が、より効果が高いことも分かっています。
被験者の70%以上がその効果を実感していることから、早漏治療の第一選択薬となっています。
リドカインで局所麻酔
もう一つの早漏防止の方法はリドカインを含んだ製品を男性器に塗ることです。
リドカインは世界で最も使用されている局所麻酔薬で、性行為前に男性器に塗ることで感覚を麻痺させ、射精を送らせます。
包茎や亀頭が敏感な方におすすめな商品です。
リドカインはダポキセチンと併用が可能です。早漏でお悩みの方は試してみてはいかがでしょうか。
早漏の治療薬
早漏の治療薬プリリジーと同じ主成分ダポキセチンを含んだ商品はこちらになります。
リドカインを含んだ商品
局所麻酔の成分リドカインを含んだ商品です。
ED治療薬とダポキセチンがセットになったお薬
バイアグラやシアリスなどの成分とダポキセチンを含んだ製品です。
ED治療と早漏防止が同時にでき、ナイトライフを強力にサポートします。